水戸初パッシブハウス認定を予定している水戸パッシブハウス(仮称)が上棟しました。

水戸初パッシブハウス認定を予定している水戸パッシブハウス(仮称)が上棟しました。

2022年10月27日、N様からのお問合せメールから始まりました。

大手ハウスメーカーでの家づくりも検討されたことのあるNご夫妻は、自分たちにベストな家づくりを模索し、パッシブハウスにたどり着きました。
そして、年間数棟規模の小さな地場工務店である当社を探し当ててくれました。

賢明なご夫妻は、将来の売却も見据えて、資産価値の継続する家、それをパッシブハウスに期待しているとのことでした。

パッシブハウスという世界省エネ基準での家づくりに価値を見出され、「水戸初のアフォーダブルな平屋のパッシブハウス」を当社と共にチャレンジすることになりました。

そして、このプロジェクトがきっかけで、もっともっとパッシブハウスが認知され普及し、多くの方の幸せにつながり、循環型の社会形成への一助になればとの高尚な思いにも敬服するところです。

計画を進めながら、様々な課題を解決し、当社企画の「断熱・耐震見学会」や「完成見学会」に繰り返しご参加いただき、当社のディテールもご覧いただきながら、最終的には、当社の標準仕様を見直すきっかけもいただきながら、めでたく上棟に至りました。これまでの経過を思い起こすと感無量です。

今回の仕様は木造軸組工法、ガルバニウム鋼板葺き 平屋建て
剛床モノコック構造(許容応力度計算にて耐震等級3)
延べ床面積109.31㎡(33坪)、ポーチ:3.3㎡(1坪)、実施工面積112.62㎡(34坪)

躯体性能は、パッシブハウス認定(予定)仕様で、
窓はAPW430とユニルクス樹脂窓を併用、
換気・空調は湿度コントロールも最適にできるシステムということで、PHI(パッシブハウス研究所)認定のZehnderという換気と全館空調システムが一体化した設備を採用しました。

現況、床は土台大引きを28mm構造用合板で固め、屋根は登り梁を24mm構造用合板で固め、外周壁は透湿抵抗値の小さい耐力面材で固め、耐震性能を整えています。それぞれの面は、透湿性のあるルーフィング、透湿性のある防水塗料にて防水処理し、防蟻は基礎断熱に発泡ガラスボードを採用し、各所ホウ酸噴霧、ホウ酸入りコーキングにて防蟻処理してます。

今後、窓を取付、断熱気密工事に進みます。
パッシブハウスは、施工に携わるすべての方のチームワークが大切です。
いばらきパッシブハウスチームは、ベクトルを一つにし、一つ一つ丁寧に施工していきます。

お客様のご厚意で、断熱・耐震見学会を計画しています。
6月中旬予定しています。
日程確定次第ホームページにアップしたいと思います。


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