水戸初パッシブハウス認定を予定している水戸パッシブハウスが着工しました

水戸初パッシブハウス認定を予定している水戸パッシブハウスが着工しました

水戸初パッシブハウス認定を予定している水戸パッシブハウスが着工しました。

基礎断熱工法による基礎工事スタートです。
防蟻対策として、グラポール社製発泡ガラスボード100mmを使用。
一般的に使われているEPSに比べ、性能が弱い点を、基礎内側にXPS50mmを配置し、基礎をサンドイッチすることで、性能を担保します。

発泡ガラスボードは、衝撃に対して脆く、取扱注意です。
また、仕上げを樹脂モルタルで化粧すると、硬化する過程で発泡ガラスボード表面が引っ張られ、剥離してしまう現象が起こります。

そのため、まずは、プライマーの上、セメントフリーのベースコートをメッシュ布施込みながら施工し、
乾いた後に、防水性の高いベースコートで仕上げていきます。
なかなか手間暇のかかる素材ですが、蟻害不安を少しでも軽減するひとつの工法としてチャレンジしています。

その他、防蟻処理されたEPS100mmを外貼りし、蟻返し板金という物理的なバリアを同時打ち込みし、
住まいながら目視点検できる工夫をした、従来から当社で取り組んでいる工法もおすすめです。

基礎断熱は、シロアリ対策の課題はありますが、気密や温熱の観点からは床断熱よりも優位であると思います。