LLL主催 「第3回持続可能な社会構築をめざすシンポジウム」に参加

先日、一般社団法人ロングライフ・ラボ主催「第3回持続可能な社会構築をめざすシンポジウム」に参加してきました。リアルとオンラインのハイブリッド開催という試みで開催され、基調講演の安田陽氏もオンラインでの講演でした。運営側の準備も良く、進行もスムーズで、こういった形もありだなと感じました。

LLL代表理事の清水雅彦氏のプロローグ「我慢しないで!家庭でできる脱炭素社会にむけた暮らし方」で始まり、基調講演は京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 特任教授 安田陽氏の「なぜ世界では再生可能なエネルギーがすすんでいるのか?」、最後に安田氏、LLL理事でもありパッシブハウス・ジャパンの代表理事でもある森みわ氏、石原新菜氏をまじえたパネルディスカッション「ストレスフリーな家庭での脱炭素な暮らしの実現に向けて」という大変充実した内容でした。パネラーに高校の家庭科の先生、現役大学生も加わり、普段交流のない立場の方々の目線での話がとても魅力的でもあり新鮮でした。

瀕死の状況にある地球環境、救うために残された時間はカウントダウンに入っていること知らない、私も含め、そういう危機的状況を自分事として受け止めるに至っていない日本人が大多数であることをあらためて認識できました。「正しい情報を知らされていない社会に問題がある」と安田氏は指摘されていました。

今できることを無理なく実行することの価値を学びました。創エネもいいけど、エネルギーを無駄に使わないこと、使わないで済むものを選択することが大切だということをあらためて認知するとともに、まずは地球がかなりやばい状況であることを身近な人に伝えることから始めようと心しました。今自分にできる行動、自然エネルギー100%電力会社(例えばハチドリ電力)に契約を切り替えること・・・実行していきたいと思います。私共が推奨するエネルギーロスの小さい家、無理なく快適に省エネを達成できる「パッシブハウス」、ますます広まっていくこと期待しています。