住宅版 「ゼロ次予防(0次予防)」

「ゼロ次予防(0次予防)」という言葉が気になって調べてみました。
もれなくAIが答えてくれました。
「0次予防」とは、病気になってからの「1次予防(生活習慣改善)」、「2次予防(早期発見・治療)」、「3次予防(リハビリ)」のさらに手前で、病気を引き起こす原因となる社会・経済・文化的環境そのものを整え、人々が無意識のうちに健康的な行動を取れるようにする根本的な予防策だそうです。
具体的には、歩きやすい街づくりや健康的な食品が手に入りやすい環境整備、喫煙を減らす社会の仕組み作りなどが含まれ、個人の努力に頼らず、社会全体で健康を支える考え方、とのことです。
1次予防との違いは、1次予防が生活習慣病予防のための運動や食事指導など、個人の意識や行動変容を促すものに対して、0次予防は、1次予防が必要になる原因(例:不健康な食環境、運動不足になる社会構造)を社会全体で改善するもの、とのことです。
であれば、「パッシブハウス」は「0次予防」のひとつ。
「冷えは万病のもと」といわれますが、パッシブハウスはその躯体性能の高さで、家中どこにいても暖かい環境を整えることができます。
これまでの日本の家屋のほとんどは、個別暖冷房で、家の中は温度ムラだらけ。その結果、ヒートショックで、命を落とすことがあります。
今やヒートショックによる家内事故は、交通事故の4倍ともいわれています。
個々人の家屋も社会インフラの一つとするならば、0次予防の一環として、建物の躯体性能(断熱・気密強化)を高めていくことは、つくる側の責務ではないでしょうか。
ようやく昨年4月より省エネ法が施行されましたが、まだまだ十分な基準とは言えません。
つくり手は、コンプライアンスも大事ですが、住まい手を考えたもう3歩先を提案していくべきだと考えます。
初期コストはかかりますが、ランニングコストは下がりますし、何よりも、暖かい、涼しいという環境は、プライスレスです。
健康に直結する「住宅版0次予防」を提唱していきたいと思います。
その実践が「パッシブハウス」です。
今年も実直にパッシブハウスに取り組んでいきたいと思います。
最後になりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年も「いばらきパッシブハウス」をよろしくお願いいたします。
今年は何事もうま(午)くいく・・・



