LLL主催の「持続可能な社会構築をめざすためのシンポジウム」に参加
一般社団法人ロングライフ・ラボ主催の「持続可能な社会構築をめざすためのシンポジウム」に参加してきました。
第7回 をむかえるシンポジウムのテーマは、『”寝たきりゼロ社会”の実現に向けて』
寝たきりゼロ社会を実現している地域密着型介護事業『ぐるんとびー』の事例から、日本の介護福祉を考えようという内容です。
基調講演は、在宅看取り率100%(※緊急搬送除く)で寝たきりゼロ社会を実現している『ぐるんとびー』代表、理学療法士 菅原健介氏さん。
パネルディスカッションでは、地域福祉に精通した有識者の皆様をお迎えし『地域福祉による”寝たきりゼロ社会”の実現に向けて』をテーマに進められました。
介護福祉は、社会の課題でもあり、自分にも迫っている自分事でもあります。
また、ソフト面とともに自分にできるハード面(建築)、非住宅建築にチャレンジしたい気持ちが強く、
今回のテーマはとても興味がありました。
日本の現況は、65才以上人口は総人口の30%(平均)、それも地方ほどその割合は高い。
年間入院日数は世界No.1。
亡くなる場所は、病院、老人ホームが多く、自宅でみとる割合は小さい。
病院死亡率が高い。
こういった社会にしっかりと向き合い、地域を一つの大きな家族に・・・をテーマに、
看護小規模多機能型居宅介護事業を社会実験的にチャレンジし、10年というその活動の積み重ねの話には、圧倒されました。
マイナスを全部排除しない、Always Why(常に疑問を持ち続ける)、人には失敗する権利がある、精神・肉体だけではなくその人のバックボーン(社会・文化)を一緒に見ないと人はわからない、
常識は偏見のコレクションなどのキーワードは、とても興味深く、心に残りました。
また、相手の専門性を知って、リスペクトの上での対話が事を前に進めるうえでとても大切なことであることを教えていただきました。
今後の人生を豊かにしていくうえで、とても重要なことを学びました。
より楽しく生活することをサポートするのが福祉
福祉とは普通に暮らせる生活を支えること
福祉は、土台は国がつくる、地域で彩りを添える
介護福祉について自分事として向き合い、学んだことを仲間と共有していきたいと思います。
地域福祉を皆でつくる、寝たきりの無い社会を考えるキッカケをいただき、主催者であるLLL、そして健介さんに感謝いたします。






