いばらきパッシブハウス 換気装置メンテの話

いばらきパッシブハウス 換気装置メンテの話

先日、プレフィルターのトルネックスにメンテランプが点灯したので、トルネックスの虫取りネット、電子集塵フィルターをはじめ、換気装置本体内のフィルター、室内排気グリルのフィルターのメンテを行いました。

年末にも掃除をしたので、3か月経過しています。プレフィルターであるトルネックスのネットと電子集塵フィルター部はびっくりするほど汚れていました。汚れているということは、フィルターとしてよい仕事をしてくれている証拠ですね。

このフィルターのおかげで、換気本体内のフィルターはほとんど汚れず、ポンポンと振動を与える程度の掃除で、付着ごみが取れてしまう程度の汚れです。

室内の排気グリルは、生活の中で出てくるほこりをキャッチする役目を担っていますが、こちらは2~3か月で真っ白になるぐらい汚れます。掃除機で吸い取るか、汚れがひどいときは中性洗剤につけて掃除しています。
こういったメンテを定期的に行うことで、熱交換素子やダクト内の衛生状況を保つことができます。
また、空気が滞留せず常に動いている状況下では、カビ、ダニ等のハウスダストは繁殖しずらいといわれています。

トルネックス電子式集塵システムにつて補足です。
虫や花粉、排気ガスはもちろん、PM2.5などの小さな粒子が住宅に侵入することを防ぐ、「電子式集塵フィルタ」を搭載した外気清浄機。換気システムに組み込むことで、換気装置の熱交換素子やダクトの衛生状況を保つ効果を期待しています。

実際、シックハウス対策として、24時間換気が義務づけられたことにより、住宅でも2時間に1回、家の中の空気が入れ替わります。その際、住宅に侵入する花粉、黄砂はもちろん、PM2.5を98.5%、さらに小さな0.3ミクロンの粒子までも96%捕集する優れものです。

換気システムのダクト内の衛生状況を維持する上でも強い味方となります。「電子式集塵フィルタ」はご自宅で洗浄できるため、フィルタ交換のコストがかからないことも大きなメリットの一つです。また、換気装置のフィルターの汚れが劇的に少なくなり、フィルター交換経費も削減でき、とても経済的です。