平屋の家が上棟inひたちなか市
ひたちなか市で家族の思いのこもった平屋の家が上棟しました。
2024年初上棟の建物は、BELS評価においてUa値0.23、ZEH。
「建もの燃費ナビ」という温熱シミュレーションにおいて、暖房需要11.23Kw/㎡・年、冷房需要18.88Kw/㎡・年、パッシブハウス級の躯体性能になっています。
窓回りや土台部、屋根と外壁の取り合い部など、詳細な熱橋計算による熱ロスを加味しても、かなりパッシブハウス認定に近い室内環境内なると思います。
太陽光発電6.64Kwによる自己消費、売電を加味すると年間16,000円で生活できる計画です。冬は20℃、夏は25℃で全室過ごすという条件で計算してます。
施工内容に関して、今回は、基礎断熱について紹介します。基礎断熱といっても様々な工法がありますが、当社では、基礎丸ごと断熱しています。シロアリが気になるところですが、対策として、基礎外部の立ち上がり部には発泡ガラスボードを採用しています。土台・柱など構造材に、知らぬ間にシロアリが食いあがることを防ぐ効果を期待しています。
ただ、一般的な断熱材であるXPSやEPSに比べ、発泡ガラスボードは断熱性能が弱いので、基礎立上り部の内側にXPSでサンドイッチすることで、断熱性能を担保しています。基礎スラブ下もXPSで断熱しています。これにより、床下空間は、真冬でも16℃~18℃を切ることはなく、室内の温度で床が冷えることはありません。
これから、外壁部、屋根部の断熱・気密工事を進め、気密測定を経て、次の工程に進みます。お客様からお預かりしている建物、協力業者とともに丁寧に作業していきたいと思います。
お客様のご厚意で、断熱・耐震見学会を計画しています。
2月23日予定しています。
2月23日開催する予定です。