気密測定実施
石岡市にて、7月に上棟した平屋建て31.12坪の建物の気密測定を実施しました。いばらきパッシブハウスでは、全棟気密測定を実施し、お約束のC値<0.5を確認し、次の仕上げ工事に進みます。気密性能が重要なのは、断熱性にも関係しますが、何よりも計画通り換気が行われるためには、必要な性能と考えているからです。結果は、平屋で引違の掃き出し窓が4か所もある、気密にとっては不利な条件のなか、C値=0.2はいい成果だと思います。写真の中にn=1.02という数値がありますが、この数値は隙間特性値というもので、すき間の状態を表します。傾向としては大きな穴がある場合は2に近づき、小さな穴が分散している場合は1に近づきます。当社では、この数値を見ながら、何か大きなミスがないかどうかを判断しています。今回n=1.02ということは、かなりいい数値で、気密施工上大きなミスがないと想定できます。現場監督、大工さんをはじめ協力業者皆さんのチームワークのなせる業です。ありがとうございました。