高性能な園舎 上棟しました

当社が温熱にかかわる部分で携わっている石岡市内の保育園新園舎が無事上棟を迎えました。
保育園の皆様、関係者の皆様おめでとうございます。

企画の段階からいくつもの山を乗り越えられ、子供たちが、保育士さんたちが、快適に健康に楽しく学べる、しかも省エネで環境にやさしく、社会貢献もできるような園舎にしたいとの思いをいかに達成するか・・・
課題万歳ではありましたが、お寺の住職が園長であることもあり、伝統工法や自然素材にこだわり、加えて「パッシブハウス」という世界省エネ基準で躯体を強化するという方向付けがなされました。

建物の意匠、構造、設計士さんの思い、予算など様々なファクターのバランスを取りながら、「パッシブハウス」という世界省エネ基準にいかに近づけるか・・・
断熱・気密のコスト意識をもって、木構造に合わせた施工手法を工夫しながら進めております。

換気や空調に関しても、一般住宅に比べ、扱う人数の多さ、空間の広さ、使用頻度の異なるスペースの扱い方など、計画の難しさはありましたが、
高気密・高断熱な躯体強化型の園舎は、外気温の影響を受けにくく、熱交換型の換気システムを導入することにより、さらに冷暖房エネルギーを削減しながら、しっかりと園内の空気をクリーンに保つことができるように計画しました。

原油価格の上昇など物価高騰の続く中、建築費にも影響が出ていますが、今後も続くであろうエネルギー価格の上昇に強い、温度ムラの小さい空間で、子供たちが健康に快適に学べる、もちろん環境にもやさしい、社会貢献度の高い園舎になることでしょう。

今後、非住宅や公共施設の性能向上がより加速することを願い、今回のプロジェクトがそのきっかけになることを期待しています。